その他採用

歌会たかまがはら採用歌

天鈿女聖さんがUstreamで配信している歌会たかまがはらでの採用歌です。
投稿歌の紹介もさることながら、毎回のゲストのトークに興味津々です。

「夜はぷちぷちケータイ短歌」が終了してから投稿をすることは殆どなくなりました。
こちらの番組ではゲストにお手紙を書く気持ちで短歌を送っています。


3月号 お題「卒業」

・先生は卒業式で泣いていた予行演習でも泣いていた
(岡野大嗣さん選)


4月号 お題「休」

・「休」という文字はどこにもありませんこの世で一番忙しい辞書
(ちょろ玉さん選)

・休んだらもう動けない気がしてる環状線の車両の中で
(天鈿女聖さん選)


6月号 お題「親」

・コードレスホンの親機がなくなって子機で電話をできなくなった
(麦太朗さん選)


7月号 お題「花・植物」

・薔薇という漢字に僕は馴れてない僕の書く薔薇は棘が多い
(飯田和馬さん選)


10月号 お題「虫」

・玄関にころがっているカナブンを踏んでしまった四日目にして

・庭先に橙色の虫がいて害虫なのですぐに潰した
(むしたけさん選)


12月号 お題「年」

・またすぐに会えるさという別れから十三年が過ぎていること
(小林ちいさん選)

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泣くということ

歌会たかまがはら3月号

・先生は卒業式で泣いていた予行演習でも泣いていた
(岡野大嗣さん選)


ストレートな表現ですが選んでいただけました。内容というより、言い方というところでしょうか。

先生が卒業式で泣くというのはありきたりですが、予行演習でも泣くとなるとただごとではありません。自分はこのようなときに泣けない人なので、悲しいときに涙を流せる人を羨ましく感じるところもあります。

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NHK全国短歌大会

平成23年度NHK全国短歌大会 入選

・注文の品が席へと運ばれて紙ナプキンを本のしおりに

・俯いて考え事をする父は犬を抱(いだ)いているかのようだ


一首目、梅田でのランチ歌会に出した歌です。喫茶店で読書に耽っていたときの、思わずの仕草を切り取ってみました。

二首目、自分の父でなくて、ショッピングセンターの前にいたどこかのお父さんの姿を拝借しました。

今年はNHKホールでの収録を観覧してきました。その後の新年会にも参加させていただきました。お会いした方々、お世話になりました。夜行バス往復の強行軍でしたが、とても楽しかったです。

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相対速度

うたらば ブログパーツ短歌
第21回テーマ「動」

止まらずに常に動いていますただあなたと同じ速度なのです


田中ましろさんが企画・制作されているうたらばのブログパーツに初めて採用していただきました。このブログの左手にも表示されています。

理系の方ならピンとくると思いますが、相対速度のことです。止まっているというのは周りと同じ速度で動いていることとも言えます。「速さ」ではなく「速度」と言っているところが理系です。

今月いっぱいくらい表示されると思います。他の方の歌もご鑑賞下さい。次は冊子に採用されたいな。

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搦め捕られる

第3回あめのいわと歌会

テーマ「祭り」

☆ひじり賞
綿飴の綿を搦める棒を持つ私が搦め捕られたあの日


天鈿女聖さんのブログで開かれた「第3回あめのいわと歌会」で「ひじり賞」をいただきました。ありがとうございます。「からめとられた様子がおもしろく表現された歌でした。」というコメントをいただきました。僕の歌と「おもしろい」はついて回るようです。

綿飴を割箸などで搦めていくとき、綿が妖怪のようになって、あべこべに自分を搦め捕ってしまう様子を思い浮かべました。祭りということで、異性に搦め捕られるように読めてもいいかなと。最近、「搦め捕る」がマイブームのような気がします。

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マイペースの歩き方

ちょろ玉さんのブログ『ちょろ玉の一球入魂』で、夜ぷちに採用されなかった一首を紹介していただきました

2010年9月 月間テーマ「切符」

後ろ手で出て来る切符を受け止める速さで歩く日はマイペース
(ちょろ玉さん選)

自分ではローカル線の改札を想像していましたが、ちょろ玉さんは新幹線の改札について言及して下さっています。確かに新幹線の切符を受け取るには、わざとゆっくり歩かなければななりません。マイペースのようでいて、無理に合わせようとしているぎこちなさも伝わってきます。

ちょろ玉さんのおかげで、歌の読みに広がりが出ました。その他の歌も、一首一首とても丁寧に読んで下さって、本当にありがとうございます。

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ケータイ俳句

1月3日放送 三日の夜はぷちぷちケータイ俳句

初夢はいかがでしたと垣根越し
(だいたひかるさん選、放送外)


夜ぷちでの番組案内を聞いて、初投句です。初めて短歌を採って頂いたのがだいたさんで、初めて俳句を採って頂いたのもだいたさんでした。だいたさんには次々と文芸の世界へ誘っていただき、もう足を向けて寝れません(笑)

句は「垣根越し」が古典的で道具立てすぎたかなと思いました。句作しようと思ったら、古めかしいものか川柳みたいなものばかりに。そもそも俳句を作ろうとしていたら、よく分からず間延びするうち短歌になってしまった人ですので。


敬遠していた俳句ですが、番組はとても楽しいものでした。十七字なのに季語まで入れるなんて窮屈ではないかと思っていましたが、こんなにも表現が広がるものかと目から鱗でした。俳句には、まだまだ知らない奥深い世界があるようです。

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うたい初め

1月2日放送 2011 雅美女うたい初め

「この色できみの絵だって分かるのよ」茶色が好きになった瞬間
(竹内都子さん選)


ある日小学校で、担任の先生から「みっちゃんの絵は、茶色が特徴よね」と言われました。何気なく使っていた茶色が、その日から自分のテーマカラーになりました。幼い頃に受けた影響の大きさをつくづくと感じる出来事です。

放送で竹内都子さんも、先生に『オレンジ色のような子だね』と言われたエピソードを語られていて、全く同じ経験が他の方にもあるのだなと驚きました。
先生や友人の掛けてくれたそのような一言は、目に見えない宝物だと思います。ひとが見つけてくれる自分、という言葉も興味深かったです。

この歌自体は、昨年の四月、投稿を始めたばかりの頃に詠んだ歌で、思い入れがありました。他のテーマには新作を投稿したのですが、結果としてこの歌が採られました。穂村さんに『
“茶色”という地味な色がいいですね。個性をちゃんと見つけてくれたという感じが。』と言っていただけたのも嬉しかったです。本当にその通りの、忘れられない出来事でした。

新年早々、放送の一番目に紹介されて、幸先の良いスタートです。これを追い風に、よい歌を詠んでいきたいです。

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